2011年08月24日
筋収縮のメカニズム(mechanisms of muscle contraction)における骨格筋の最小機能単位はサルコメア(筋節)であり、収縮に携わる細い線維(主としてアクチンからなり、アクチン線維とも呼ばれる)と太い線維(主としてミオシンからなり、ミオシン線維とも呼ばれる)が含まれます。
アクチン線維とミオシン相互作用によって収縮が行われています。
ATP(アデノシン三リン酸)の分解に発生する化学的エネルギーが、ミオシン頭部とアクチン線維との間で生じる力学的エネルギーに変換されます。
ミオシン線維とアクチン線維との結合部はクロスブリッジ(連結橋)と呼ばれ、クロスブリッジの数が多いほど発揮張力が大きいです。
クロスブリッジの数はアクチン線維とミオシン線維のオーバーラップの度合いや、収縮状態(収縮レベルや収縮速度)によって異なります。
サルコメアは数万個直列に連なって筋原線維を構成するので、個々のサルコメアの収縮量や収縮スピードが数万倍に増幅されて筋線維の収縮を引き起こします。
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