サ行 - 王道パーソナルトレーナー藤原豊樹

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スポーツドリンク【sports drink】

2011年08月23日 [記事URL]

スポーツドリンクは、栄養学的エルゴジェニックであり、長時間運動や暑熱環境下での体温調節や汗として失われた成分の補給に役立ちます。

スポーツドリンクは、アメリカのフットボール選手たちの休憩時間における水分補給のために開発されたといわれています。

非常に多くの種類が市販されており、ナトリウムやカリウムなとのミネラルや糖質、ビタミン類が含まれています。

胃腸での水分吸収速度は飲料の浸透圧が体液より高いと低下するので、一般に、スポーツドリンクは等浸透圧(アイソトニック)あるいは低浸透圧(ハイポトニック)のエネルギー分を摂取します。

日本人の炭水化物摂取量は、総エネルギー摂取量のほぼ55-60%ですが、全摂取エネルギーに占める炭水化物の比率を70%以上に設定する場合には、普段の食事から得られるタンパク質やビタミン、ミネラルなどの摂取が不足しないように配慮する必要があります。



水分補給【fluid replenishment】

2011年08月23日 [記事URL]

水分補給は栄養学的エルゴジェニックです。
最も大事な栄養素である「水」を主体とする液体サプリメントとでもあります。

フルーツジュースやソーダ、スポーツドリンクなどの飲料も大部分は水ですが、それらは炭水化物、電解質、ビタミン、ミネラル、コリン、グリセロールのような栄養素や食品成分を含んでいます。

人の身体は約60%が水であり、脱水や体水分の損失で、心臓循環機能、細胞の代謝、体温調節が妨げられます。
一般に、体重を2%失う脱水により、有酸素性持久力が低下してしまいます。

特に暑熱環境下での水分補給は心臓循環系の機能低下を防いだり、なおかつ長時間運動時の脱水に伴う疲労を防ぎ、有酸素性パワーと持久的パフォーマンスの低下を抑制に貢献します。

一般に水分補給は安全ですが、高濃度の炭水化物溶液では胃腸の不快感を起こす人もいます。
各スポーツ種目に対応した量、頻度、摂取タイミングが重要となります。



摂食障書【eating dissorder】

2011年08月23日 [記事URL]

摂食障害とは、神経性無食欲症/神経性食思不振症(Anorexia Nervosa:いわゆる拒食症)と神経性大食症(Bulimia Nervosa:いわゆる過食症)があり、多くの場合は女性で見られます。

拒食症は極端な食欲不振とやせを呈します。
食べることを極端に制限してやせを呈しているタイプとやけ食い(無茶食い)後の浄化(自己誘発性嘔吐、利尿剤や下剤乱用による排泄)のためやせを呈している場合があります。

過食症はその対極の症状で、やけ食いのみの場合と, やけ食いとともに浄化を伴うタイプのものがあります。

やせは呈さないが、過食症だからといって肥満しているとは限りません。
拒食症から移行して過食症となる場合や、拒食症(拒食期)と過食症(過食期)を繰り返す場合が多いのです。

スポーツ界では、体重や体脂肪量を減らすことを目的にした過度の食事制限がキッカケとなって発症する拒食症が、持久系あるいは芸術系の女子選手に比較的多く見られています。

低体重、低体脂肪が原因で無月経を引き起こすことも少なくありません。



スポーツ栄養士【sports dietitian】

2011年08月23日 [記事URL]

現在、日本においては「スポーツ栄養士」という資格は存在しません。

栄養士・管理栄養士の有資格者がスポーツ選手を対象とした栄養教育や栄養指導、あるいは食事管理を行っている場合、その栄養士・管理栄養士を便宜的に「スポーツ栄養士」と呼んでいるのが現状です。

なお、「栄養士・管理栄養士」は、資格・免許なしに名乗ることはできません。
そのため、栄養士・管理栄養士の資格を持たずに、「スポーツ栄養アドバイザー」などの名称を使って活動している人がいます。

今日, スポーツ界において、食(栄養)の重要性が益々広く認識されるようになってきており、スポーツ競技そのものとスポーツ医学、スポーツ生理学などをよく理解した専門家である「スポーツ栄養士」制度の設置が求める声が高まっています。



スピードトレーニング【speed training】

2011年06月14日 [記事URL]

スピードトレーニングとは、スピード能力を改善し、向上させていくトレーニングのことです。

スポーツ選手は、各種目によって異なるものの、以下の様々なスピード能力が必要になります。

1.動作スピード;速く身体を速く動かす能力。

2.反応スピード;素早く反応し動作を起こす能力。

3.加速度能力;最大速度にできるだけ短時間で達する能力。

4.スピード持久力;全てのスピード能力を長い時間持続できる能力。


実際のスピードトレーニングのなかには、競技動作に直接抵抗を加えるレジスティッドトレーニング(Resisted training)と、動作の抵抗負荷を補助的に軽減するアシスティッドトレーニング(Assisted training)があります。

陸上や水泳等の短距離競技で多く用いられています。

方法としては、正確なフォームを習得させた後、アシスティッドトレーニングからレジスティッドトレーニングに移行していくという流れが一般的です。



漸増負荷【Progressive resistance】

2011年06月07日 [記事URL]

ウエイトトレーニングの期間を通じて、筋または筋群に対し一貫した過負荷をかけること。



前運動野【Premoter area】

2011年06月07日 [記事URL]

主運動野の前部に位置し、ペッツ細胞以外に運動神経が存在するところ。



セット【Set】

2011年06月07日 [記事URL]

インターバルトレーニングで、ひとつの作業と休憩インターバルとを合わせたもの。
ウエイトリフティングでは、休まず連続的に作業をくり返し行う、その作業回数。



セカンド・ウインド【Second wind】

2011年06月07日 [記事URL]

持久走のはじめのいやな苦しい感じから走っている間に急に気持のよい、苦しくない感じに変わるときの感覚。



スプリントトレーニング

2011年06月07日 [記事URL]

スプリントトレーニングとは、目的とする競技種目において速いスピードで発揮できる能力を養うためのトレーニングである。

一般的にはダッシュと言う言葉が多用されるだろう。

技術面ではスタート、加速、トップスピードおよびスピードの持続といったことが求められる。

また体力面では短時間で大きな力を発揮するためにATP-CPr系、解糖系といった無酸素性エネルギー供給能力を高めることが必要である。

したがって技術面・体力面ともにスプリントトレーニングにおいては、速筋線維をいかに動員させるかが重要なポイントとなる。




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