2011年08月23日
ヒトの骨格筋量は一般に30歳前後でピークを迎え、その後は加齢とともに低下します。
これは筋線維の萎縮および筋線維数の減少によるものです。
加齢に伴う筋萎縮(サルコペニア)のメカニズムには、力学的ストレスや活性酸素種に対する抵抗力の低下、細胞損傷を修復する能力の低下、運動神経細胞のアポトーシスなどが関与していると考えられています。
一方で、高齢者の筋萎縮が特に抗重力筋において著しいこと、適切なトレーニングにより高齢者であっても筋肥大が起こることなどから、全身的な活動量の低下が筋萎縮を助長している可能性も示唆されています。
筋線維レベルでは、速筋線維の萎縮と数の減少が顕著であり、速筋線維の優先的な萎縮・脱落が行っていることが考えられます。
これらを防ぐには速筋線維を肥大させる効果の高いレジスタンストレーニングが有効だと考えられています。
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