2011年08月23日
脂質は、脂肪酸とグリセロールに分解され、脂肪酸の炭素鎖に二重結合を含まないものが飽和脂肪酸であり、二重結合を含むものが不飽和脂肪酸で、二重結合を2個以上含むものが多価不飽和脂肪酸となります。
脂肪酸のなかでもリノール酸とαリノレン酸は体内合成できないため、必須脂肪酸といわれています。
体内では、リノール酸からアラキドン酸が、αリノレン酸からEPAが生成され、これらは血小板凝集、血圧調整などの生理活性を持ちます。
動物性食品に多く含まれる飽和脂肪酸は、動脈硬化を促進し、植物性食品や魚類に多く含まれる不飽和脂肪酸は、動脈硬化を抑制する効果を持っています。
吸収された脂肪酸はカイロミクロン(トリグリセリドをたくさん含んだ脂肪滴)に組み込まれ、筋肉ではエネルギーとして利用され、脂肪細胞では皮下脂肪や内臓脂肪として貯蔵されます。
わが国においては、脂質の摂取エネルギー比は年々増加傾向を示し、高脂血症や、肥満、耐糖能異常をもたらし、動脈硬化の危険性も高めています。
70歳以上の高齢者では、脂肪エネルギー比率を15〜25%とすることが望ましいとされています。
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