自律神経系【autonomic nervous system】 - 王道パーソナルトレーナー藤原豊樹

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自律神経系【autonomic nervous system】

2011年08月26日

自律神経は生体の最も基本的な生理機能である呼吸、体温、循環、代謝、内分泌等の自律機能を調節することにより、恒常性を維持する働きを担っています。

生体内外の環境に関する情報は高次の調節中枢で統合され、自律神経遠心路を介して自律性効果器に働きかけ、さまざまな反応を引き起こします。

自律神経系の遠心路は交感神経系と副交感神経系の2系により構成されます。

中枢内に存在する自律神経ニューロン (節前ニューロン)から出た軸索は自律神経節内でアセチルコリンを伝達物質としてシナプス伝達を行い、そのシナプス伝達を受けた交感神経節内に存在するニューロン(節後ニューロン)の軸索が自律神経効果器に作用します。

交感神経節後ニューロンの軸索はノルアドレナリンなど、副交感神経節後ニューロンの軸索はアセチルコリンなどの伝達物質を放出します。

自律神経効果器官のほとんどは交感神経と副交感神経の二重支配を受け、それらの効果は相反的であります(拮抗性支配)。



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