パワートレーニング【Power training】 - 王道パーソナルトレーナー藤原豊樹

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パワートレーニング【Power training】

2011年11月20日

パワートレーニングとは、ある決められた時間に可能な限り大きな力を発揮する能力を養成することを目的としたトレーニングのことです。

パワーは仕事率とも呼ばれ、単位時間当たりに筋が生産する力学的エネルギーの大きさを示しています。
パワーは力と速度の積、またはトルクと角速度の積 て表され、その単位はワットです。

筋が発揮するパワーは、運動の継続時間から「ハイパワー」・「ミドルパワー」・「ローパワー」の3つに大別されています。

それぞれにおけるエネルギー供給機構が「ATP-PCr系」・「乳酸系」・「有酸素系」と異なることから、それぞれのパワーの最大値および持続力の向上を目指したトレーニング方法も大きく異なります。

パワーの発揮能力には、動きにも影響を及ぼしています。
野球の投球やテニスのサーブでは手部、サッカーのキックでは足部など身体の遠位において大きな速度が要求されることがあります。

このような運動では四肢の近位をまず動かして力を発揮し、これをタイミングよく順次加算することによって、遠位の速度を大きくすることが可能になります。

このような現象を、身体の部分を連続した鎖にたとえて運動連鎖と呼ばれています。
このようにパワーの向上を目指す際には、動きのトレーニングを行う必要もあるのです。



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