バーベルを使ったウエイトトレーニングは身長が止まってから。 - 王道パーソナルトレーナー藤原豊樹

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バーベルを使ったウエイトトレーニングは身長が止まってから。

2022年07月13日

バーベルやダンベルなどのウエイトを用いた。
ウエイトトレーニングを始める年齢については、
身長の伸びが止まる高校生くらいから始めるので良いと思います。

その理由は先ほどの述べたように、
大方の人が身長の伸びが止まる時期、
成長期のピークが過ぎた時期だからです。

ただし、
個人によって成長そのものが続いている方も多いので、
厳密に何歳と言うことはできません。

目安として高校生の中盤以降ではあれば、
ほとんどの人にとっては始めても良い時期であると思います。

ではその以前の年齢、
小学生や中学生でバーベルを用いた筋力トレーニングはすべきでないのか?

と言われれば、
小中学生はおすすめはしません。

ウエイトトレーニングがダメと言う訳ではありません。

自分の体重以上の負荷が筋肉・骨・関節などにかかりますから、
将来のことを考えれば、
成長を阻害するようなことは避けた方がいいと思います。

もしパフォーマンスアップのために、
筋トレをさしたい・させたいのであれば、
まず小学生にはさせないで欲しいと思います。

小学生は、
筋力トレーニングよりも色んな運動をすることの方が大切です。
身のこなし方をしっかりと身につける方が大事だと思いますから。

中学生の場合は、
心肺機能が向上しやすい時期ですので、
筋力トレよりも持久系のトレーニングをした方が良いと思います。

もし仮に筋トレをする場合は、
自分の体重を負荷にする自重トレーニングがお勧めします。

自重であれば、
負荷は自分の体重ですから、
関節・骨・筋肉に大きな負担を強いることはありません。

また自重トレーニングは、
ウエイト器具を用いたトレーニングよりも、
多彩なバリエーションのトレーニング実施が可能です。

パフォーマンスアップのためなら、
実際の動きに近い形で筋力トレーニングをした方が得策です。

ウエイトトレーニングの場合、
器具や環境に依存することになりますから。

仮にベンチプレスを行った場合、
大胸筋を鍛えることができますが、
実際のスポーツでペンチプレスような体勢になることはあるか?

おそらく、
その場面のある競技や場面は少ないと思います。

確かにウエイトトレーニングは、
筋肉に大きな刺激を与えられるので、
筋肉を鍛える意味では効果的です。

しかし自重のトレーニングでも筋肉を十分に鍛えることが可能であり、
また成長ホルモンの分泌を促すことができます。

競技種目や個人の目標によって
一概には言えませんが最適な時期というものがありますので、
それぞれの時期に適切なトレーニングをした方が良いと思います。



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