トレーニング用語集 - 王道パーソナルトレーナー藤原豊樹

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前運動野【Premoter area】

2011年06月07日 [記事URL]

主運動野の前部に位置し、ペッツ細胞以外に運動神経が存在するところ。



セット【Set】

2011年06月07日 [記事URL]

インターバルトレーニングで、ひとつの作業と休憩インターバルとを合わせたもの。
ウエイトリフティングでは、休まず連続的に作業をくり返し行う、その作業回数。



セカンド・ウインド【Second wind】

2011年06月07日 [記事URL]

持久走のはじめのいやな苦しい感じから走っている間に急に気持のよい、苦しくない感じに変わるときの感覚。



滑走説

2011年06月07日 [記事URL]

骨格筋には様々な特性があり、静的筋活動に関するその代表が長さ-力特性で、動的筋活動に関するものが力-速度特性である。

長さ-力特性についてはGordonらが、カエルの横紋筋を等尺性筋活動させた研究から、ミオシンフィラメント(Myomsin filament)とアクチンフィラメント(Actin filament)が互いに滑り合うことにより筋収縮が起こるという滑走説(滑り説)を報告しています。

〈Gordon, A.M., A.F. Huxley, and F.J. Julian. The variation in isometric tension with sarcomere length in vertebrate muscle fibers. J. Physiol. 184: 170-192, 1966.〉

筋肉がどのように収縮するかは、筋原線維の筋節(サルコメア;sarcomea)の中にあるミオシンフィラメントから突出したミオシン分子の頭部と首の部分をクロスブリッジ(cross-briges)といい、これがアクチンフィラメントと結合する役目を果たしています。

このクロスブリッジの構造が変化し、互いの筋フィラメントを反対方向に滑らせています。

ミオシン頭部がアクチンから離れ、再び結合しフィラメントをスライドさせる。筋原線維の収縮はこのようなサイクルを繰り返すことで達成されています。

またクロスブリッジは収縮指令の刺激によって筋小胞体から放出されたカルシウム存在下でのみ形成されています。

そして、その数によって張力が決定されることが示されており、クロスブリッジでATPが分解されることで引き起こされています。

これはこの反応をクロスブリッジリンケージ(cross briges linkage)と呼ばれています。

さらに張力が最大となる筋節の長さは2.2~2.4µmであるとされています。

この領域をプラトー(定常)領域と呼び、それよりも筋節長の長い領域を下向脚(descending limb)、短い領域を上向脚(ascending limb)と呼ばれています。



スプリントトレーニング

2011年06月07日 [記事URL]

スプリントトレーニングとは、目的とする競技種目において速いスピードで発揮できる能力を養うためのトレーニングである。

一般的にはダッシュと言う言葉が多用されるだろう。

技術面ではスタート、加速、トップスピードおよびスピードの持続といったことが求められる。

また体力面では短時間で大きな力を発揮するためにATP-CPr系、解糖系といった無酸素性エネルギー供給能力を高めることが必要である。

したがって技術面・体力面ともにスプリントトレーニングにおいては、速筋線維をいかに動員させるかが重要なポイントとなる。



ファルトレク

2011年06月07日 [記事URL]

ファルトレク(Fartlek)とは、フィンランド式クロスカントリーを基礎とし、さらに地形などの自然環境をうまく利用する工夫を加えて開発されました。

緩急に分けて高強度と低強度のランニングを交互に繰り返すトレーニングスタイルですが、インターバルトレーニングのように、その組み合わせを緻密な系統で実行するものではありません。

野山を自由に駆け抜けて走るトレーニングです。
ちなみにファルトレクはスウェーデン語で、英語ではスピードプレイ(Speed play)と呼ばれています。

「自然に帰れ」の思想を唱えたフランスの哲学者ルソーの影響を強く受けたスウェーデンのコーチであるホルマー(G.Holmer)とオランダー(Olande)が、1930年代に考案した自然主義的トレーニングである。

自然の中を自由に、そして野性的に走る。

オーストラリアのコーチのセルッティ(P.W.Cerruty)は砂丘を利用してファルトレクトレーニングを行い、数多くのメダリストを輩出しました。

また、ニュージーランドのコーチのリディアード(A.Lydiard)はこの方法を応用し、平坦な場所でも短距離走や中距離走を組み入れる方法を考案しました。



心肥大【Cardiac hypertrophy】

2011年06月07日 [記事URL]

心臓体積の増大のことです。

マラソン、自転車、クロスカントリースキーなどの持久力を要求されるスポーツ選手に見られるスポーツ心臓のことを指すことがあります。
この場合、安静時の心拍数が通常よりも低い値が出ます。



心拍数【HR=Heart rate】

2011年06月07日 [記事URL]

1分間あたりの心臓の拍動数。



毎分心拍出量【cardiac output per minute】

2011年06月07日 [記事URL]

心室が1分間に拍出する血液量である。
1回心拍出量に心拍数を乗じた量として算出される。
毎分心拍出量 = 1回心拍出量×心拍数。



心拍出量【Cardiac Output=Q】

2011年06月07日 [記事URL]

心臓の左または右心室のどちらかによって1分間に拍出される血液量であり、心拍数と1回拍出量によって決まる。
成人の安静時抑臥位は約70mLとされる。




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